暑いので 若かりし頃の実話です。
2024年08月14日(水)
飛び上がり自殺未遂事件 飛び降り自殺はたまに聴きますが、今回御紹介するのは、飛び上がりです。 現役時代の工場は、有る意味おおらかで自由だった。高度成長期で注文が殺到し 現場の力がかなり強かった。そんな時代の実話です。休憩時間だと記憶していますが 工場の一カ所にかなり低い鉄筋コンクリートの横梁があった。有るチームがリーダーの誘いで、何処まで飛び上がれるか、チョークを持って、その梁に印を付けて 競っていました。その時工場長が職場の巡視に回ってきました。今なら蜘蛛の子を 散らすように、皆自分の持ち場に走り去るでしょうが、当時はお構いなし、 「工場長、やってみるかい?」とリーダーが挑発しました。負けず嫌いの工場長は よしっと、チョークをにぎり梁に印を付けました。 アハハそこまでかいと リーダー達が馬鹿にして笑いました。ムキになった工場長は何度もトライしましたが馬鹿にされるばかりでした。意を決した工場長はこれで最後だと言いましたが 立つ位置が悪かった。梁の真下に立って跳び上がったから、したたか頭を 梁にぶつけてギャーと叫び失神した。幸い工場長は石頭だったので大過なく済みました。後に、工場の安全衛生委員会で梁に印を付けて遊ぶのは禁止になりました。 委員会の委員長は工場長だった。 これ実話です。 |
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でも
きっとたんこぶが出来て しばらく痛かったでしょうねぇ(^-^;