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野菜倶楽部のブログ
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2013年10月07日(月) 
10月5日(土)品川の荏原文化センターで、講演会が開かれました。

毎年、この時期、東京なずなの会の主催で講演会が開かれます。

赤峰さんは、大分でお百姓さんを何十年も、やっておられ、

その中で大変なことを気付き、

このままでは日本が駄目になる、みんなに知らせなくちゃ、

という事で、本を出版し、講演会活動もされています。

しかし、何十年もやっておられるのに、

なかなか浸透しないと言って嘆いておられます。

私も、その一助にでもなればと、若葉塾でやったこともありましたが、

人が集まらず、3回目は、塾を開くに至りませんでした。

今は、こうして、タウンチップで、知らせる事が出来るので、

嬉しい限りです。

ただ、世間一般の常識とは、まるで正反対を行くような話なので、

本当に、難しいと思います。

オウムか? とか、あやしい宗教か? とかなるわけです。


循環農法とは、

草や、虫や、菌を大切にし、農薬などで除草したり、殺したりしないで

野菜を育てるというものです。

この農法は、堆肥を作り、それを使います。

草は、例えば、人参栽培の初期は、

日当たりを良くするために除草して、抜いた草を脇に寝せて行きます。

その後、草と共に、人参が育ちます。

人参の収穫が終わったら、そのまま草を茂らせ、

種を付けさせ、その後、除草して粉砕して、枯れたら、畑にすき込み、

何度か耕転し、3か月ぐらいすると良い土になるので、

そこに次の野菜を植えます。

人参は、7~8年同じ場所に作れるようですが、

その後、イネ科の草が生え出し、

カルシウム不足になった事を知らせてくれるので、

その草もまた大事に土に還し、堆肥や、腐葉土などで補い

他の野菜を植えます。

人参は、一番良い土のランクの時、出来るそうです。

農薬、化学肥料を播けば播くほど

土の中の微生物はかなり殺されていますので、

なかなか草が土に還らなくなります。

そして、そういう土で育った野菜も又、

私たちに、正常な栄養を与えてくれないのです。


世の中、いろんな、病気が蔓延していますが、

石油化学合成物質すべて排除し、

旬の物を摂り、

砂糖、合成甘味料を使わない、

自然の塩(海の精が一番のお薦め)を使う

ひどい病気の場合は、酒も、みりんも使わない

そして、サツマイモは寝かせた方が甘くて美味しくなるけど

ひどい人は、それも禁止して

玄米や、発酵させた味噌、醤油そして、

自然塩の梅干しを摂って行く事によって、

治癒していくという事です。

そして何より、思い、気が大事!

気持ちが沈んでいたら、駄目なんです。

明るい気持ちで、感謝の祈りをする!

(こんな事を言うから宗教か?なんて言われるのかも)

しかし、いろんな健康雑誌を読んでも気持ちの事は書いてあります。

最終的に、気持ちを強く持つ事が出来たら、病気には負けない。

たいていの人は、それが出来ないので、まずは、食べ物からという事になるわけです。



赤峰さんは、何の肩書もない。

ただ、何十年も一生懸命お百姓さんをやってきただけです。

それでも、私は、信じられるのです。

なぜなら、損得を考えていないから。

日本のこれからを心配して、

自分の知った事を、教えてあげなくちゃの気持ちだけだから。

百姓塾の終わりには、

みんな、ちょっとでもいいから、自分で野菜を育ててみて!と。



こんな事を書いて、恥ずかしながら、いい加減な生活で、

そして、身体にいいものばかりを摂っているわけではありませんが、

せめて、基本だけでもと、

少々のまねごとの野菜を作り(野菜作りもいい加減でろくに育っていないのですが)

味噌、梅干しの手作りと、自然海塩、そして、玄米を食べています。

お陰様で、少しは、動けているでしょうか。




長くなりましたので、続きは又。
|閲覧数:697 |日記コメント(2) | 2013/10/07 09:12
公開範囲:[ 外部にも公開 ]
コメント(2)
NAMIKOさん(著者)
13/10/09 07:27
> マドンナさん
コメントありがとうございます。
少しずつですが、広がっていると感じています。
若い人が農業を始めたというので、
若いのに、何がきっかけ?と聞きましたら、
私がやらなくちゃ、誰がやるのという返事でした。
このままいくと、心配なく食べられる物が無くなると考えられて
農業を始めた方もおられます。
私の場合、少しばかりの家庭菜園ですが、
やらないよりはマシかな~と。
13/10/08 10:43
興味深い報告をありがとうございます。
私が新宿区に住んでいた頃の「あいのう」はいまでも活動しています。
鶴ヶ島に来た頃は生活クラブはまだ野菜を扱っていませんでした。
牧師が毎週池袋駅まであいのう野菜を運んでくださいました。
こんな宗教家もいらっしゃいます。
今では有機野菜なら楽に手に入ります。
赤峰さんのような自然栽培の生産者もあいのうの仲間として存在しています。
いい種は蒔かれているものだと信じます。
エコ鶴もゆるい活動ですけど、一つの希望ですよね。
一言
地域のために何か少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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