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2013年02月28日(木) 

私は全部○です、頭悪い!

頭のいい人はよく歩く!初版201238日 著者 久保田競**1932年生まれ。京都大学名誉教授。現在も現役で研究されている。脳研究の第一人者であった時実利彦教授に師事し、脳神経生理学を学ぶ。京都大学霊長類研究所長を歴任する。      80歳の元気な脳科学者の著作で、これも傑作です。更に詳細を知りたい方は、原本を見て下さい。2012.11.24(友引)  M.Kawai はじめに  若いころに比べて、物覚えや物忘れが悪くなったと実感したら、それは、脳が衰え始めた証拠。しかし、今の生活習慣を改め、脳の衰えを防ぐ方法をきちんと実践すれば、たとえ40歳を過ぎていても、今よりも頭を良くすることができる。走る時は前頭前野が働き、走ることを習慣にすると頭がよくなる。ただしウォーキングマシンを使うのではなく、刺激の多い外を歩くほうが、脳はより活性化される。この本では、あなたの得意なこと、好きなことを意識してやることで、頭を良くする方法も紹介している。私は今年で80歳になりますが、現在も現役。 あなたの脳は大丈夫? 脳力低下の危険度チェック 2つ以上チェックがついた人は、今のままの生活を続けていると、脳はどんどん衰えていきます。□顔は思い浮かぶのに名前を思い出せないことがある□平坦な道でつまずくことがある□整理整頓ができなくなってきた□何を食べるか考えるのが面倒なことが多い□約束の場所や時間を忘れることがある□物覚えが悪くなった□オシャレをするのが面倒になった□人と会うのが億劫になった□動作が鈍くなってきた□何をやろうとしていたか忘れることがある□好奇心がなくなった ◇何もしないと、脳は20歳から衰える!? 運動習慣のない人は、ある人よりも脳の衰えが早くから始まっている。40歳以降の脳は、生活習慣で能力差が拡大する! たばこを吸う人、酒量が多い人、メタボと診断された人などは、生活習慣の改善が必要。◇頭が良くなるしくみは、脳地図で理解しよう ドイツの神経学者、ブロードマンの脳地図。10野(前頭極)は、最も高度な働きをする。その隣の46野、一時的記憶に関わるワーキングメモリーで、ここを鍛えることで、10野の働きはアップする。◇短期記憶と長期記憶の違いと脳が記憶するしくみ 短期記憶・・・ワーキングメモリー/記憶の再生(10野)→海馬長期記憶・・・陳述記憶(言葉で表せる記憶:エピソード記憶、意味記憶)、非陳述記憶、運動記憶。◇運動は、“頭を使いながら”が効果的 ジョギングマップ、走ったルートに何があったかを走るたびに書き加える。チーム競技もお勧め。上手にプレーしようと考えるし,相手との駆け引きで頭を使う。◇目標の立て方で、脳の動きは変化する! 目標を意識するほうが、脳にいい。◇「やること」、「やらないこと」のメリハリをつける 46野は、積極的に色々なことを記憶したり、おいしいものを食べたり、運動することで鍛えることができる。◇脳のためには生涯現役を目標に 現役を続けている人は、元気な人が多い。◇肥満体である BMIでチェックする。 BMI=体重(Kg)/身長(m2。標準は18.52525以上は肥満。11万歩を実行するには? 「1週間続いたら、欲しかった○○を買う」など、具体的な目標を決めて、達成したら自分にご褒美をあげる。片足立ちの訓練、1日最低5分間を目標に。普段しない立ち方をすることで、脳を刺激し、バランス感覚が養える。◇運動が苦手な人は、ジャグリングにトライ ジャグリングとは、日本でいう昔のお手玉遊びのようなもの。◇頭の回転をよくする栄養素・コリンとは? 脳内の情報伝達システムに欠かせない栄養素。生卵、鶏肉の肝臓、ベーコン、インスタントコーヒー、牛のひき肉、たら、えびなど。◇魚(DHA)を食べて知能指数を高める◇食べ過ぎを含むストップシステム活用法 日常において「やること/やらないこと」のメリハリをつける訓練をする。「お酒は、飲みすぎない」「食べたいものがあっても、我慢する」◇“脳トレ”よりロールプレイイングゲームを トランプや麻雀などの方が、頭を使う。◇できるだけ美しいものに接する 風景、花、美男美女など。◇カロリー制限をする 病気になりにくく、脳の働きが良くなり、元気で長生きができる。 おわりに  頭が良くなる習慣を続けたら、その効果を確認するために、もう一度、「脳力低下の危険度チェック」で当てはまる項目をチェックしてみてください。私も時間をみつけて11万歩を実行するために、移動の時はいつもトレーナーを着て、スニーカーを履き、負荷をかけるためにパソコンを入れた思いリュックを背負っています。現役もまだ続けていくつもりで、海外の学会にも積極的に参加し、研究成果を発表する意欲も満々です。40歳以前の生活習慣が悪くても、それ以降の生活を改めれば、脳の働きを良くしてIQを高めることができ、元気に長生きする可能性が高くなる。“頭を良くするための努力は、健康長寿の秘訣にも通じる”。 コラム ●40代半ばを過ぎたら脳ドッグを     頭部MRI検査:ラクナ梗塞、脳出血などの未然防止になる。●ちょっとした物忘れ対策法①番号を覚える対策・・・語呂合わせをする。②何かすることを忘れない対策・・・事前にやることを予習し、イメージする。③物のしまい場所を忘れない対策・・・しまった場所を決めておく。またはメモする。④人の名前を忘れない対策・・・顔の特徴や話した内容をメモする。以上です。
|閲覧数:3875 |日記コメント(1) | 2013/02/28 08:49
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コメント(1)
一休さん
13/03/01 07:16
私の問題点 酒と肥満 そして物忘れ。
一言
モットーは何でも楽しくです
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