「組織」ということ
2013年02月25日(月)
流行り、っていう側面から言うと
「組織」って今、流行りではない感じがする。 なんか、堅苦しそうだし。 たしかに何かやる時、その都度 得意分野の人ややりたい人だけを集めるプロジェクト型のほうが、自由度が高く、おもしろい動きができる。 子ども劇場としておつきあいがある「劇団」も 「劇団」という組織で動いているところより プロデュース公演のほうがヴィヴィッドな芝居が多かったり。 自分でも「子ども劇場」という組織の運営に関わっていて、 実際の事業より、組織運営そのものにエネルギーが必要、 ということに、ときどきジレンマを感じることもあるけれど。 しかし、それは、未来への投資。 氷山の海面下を大きくする作業。 人が変わっても、継続していくためにかける労力。 多摩子ども劇場は、立ち上げのときから 拠点としての事務所を持つことと、 専従の事務局スタッフを置くことにこだわって 組織として継続してきたし そこで、私自身も、時間をかけて育ててもらったと思う。 プロジェクト型の臨機応変さ、自由さにもエールを送りつつ (そして、可能な限り、個人的にも参加させていただきたいし) だからといって、「組織」をややもすれば否定しがちな風潮?は、 自らの未来を痩せさせるのではないかと、危惧しています。 |
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地域活動を「個人」でやることはありえないですものね。
もちろん、スタートは個人でも、そこに人の集団ができなければ、単なる独りよがりになってしまうと思います。(固定した組織である必要はないけど。)
「組織」にもいろいろあり、地域の場合は、会社のようなアソシエーションではない組織が多く、合意形成の仕方やら何から何まで違っている、というあたりが。。。